【レポート】ローカリゼーション・カフェ vol.2~ガンディー思想に学ぶ

15 Feb 2017

 

ゲストは、ガンディー思想の研究家で知られる片山佳代子さん。衣の自給として、和綿の栽培から糸紡ぎを実践されているほか、各地での講演活動や種の継承にも積極的に取り組まれていらっしゃいます。

 

カフェの前の午後の時間は「チャルカ講習」でした。チャルカで綿から糸を紡ぐ。昨年初めて綿から糸を紡いで、綿が本当に糸になったときの感動を思い出しました。

 

ご自分で綿から紡いだ糸を染めて織ったお洋服を着ていらっしゃった片山さん。
片山さんは1時間で10gの糸を紡ぐそう。その日のジャケットだと約400gの糸を使う。1日1時間、40日で材料となる糸が紡げることに。そこから染めて織って、の作業。大変そうではあるけれど、続けていけば出来る。「衣」の自給について、遠い夢ではなくて、手が届くこと、として感じられました。

 

 

 

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「ローカリゼーション・カフェ」のお話で印象的だったこと

 

 

 

 

「豊かさ」とは?

工業は豊かさの象徴のようだが。。。
実際はゴミを出し、資源を使い、結果、貧しくなる。

対して、農業は
たとえば1つぶの種から100以上の米が出来る。
これが恵みであり、豊かということ。

 

ジョン・ラスキンの言葉
世の中には、命を損なう仕事と命を育む仕事がある。
命を育む仕事は、どんな仕事でも尊い。
ゆえに、平等でなければいけない。賃金も同じでなければいけない。

 

例えばガンジーが尊重した「トイレ掃除」
トイレがきれいになれば病気が減る。
そう考えると、トイレ掃除をする人は医者より偉い。


当時インドでトイレ掃除をしていたのは、不可触民と呼ばれる人たちだったそう。

コミュニティ、村単位での自給自足について

太陽が与えてくれた恵みを平等に分ける。
贅沢はできないが、みんなが食べることはできる。

 

 

 

手作りの服。
ガンジーが言っていたこと。
まずは自分が着るための服を作り、
そしてまだ余裕があれば家族の服を作り、
そして更にまだ余裕があれば周りの人の服を作りましょう。

 

「塩の行進」が成功したのは、各地にアシュラムがあったから。
行進に参加してそれまでの仕事をやめても、アシュラムに行けば食べるもの、着るものがあった。
大地とつながり、協力できる仲間がいた。
だから嫌なことにNOと言えた。

 

食べるもの、着るもの、住むところ、必要なものが、ちゃんと手にはいる暮らし。

いま多くの人が、勤めていて忙しくてものを作る時間がない。
だから工業製品を買い続ける。
それが知らない間に大企業を支える行為になっている。
そしてそれが原発を推進することに繋がっているのかもしれない。
そういうことにまず気づくことも大切。

 

 

 

思いをどこにに向けるか。
命を育むほうに向けたい。

命を育むこと、自分ができることを見つけてコツコツやっていく。

今出来ることをやる。
結果はゆだねる。

人ははかない。
小さなろうそくの灯りのような存在でいい。
小さくてもその灯りを隣の人に手渡す。
それを続けていくことで世界が明るくなる。

 

チャルカで1時間で10グラムの糸を紡ぐ。
その小さなことを続けていく。

その小さなことで世の中に思いを伝えていく、という生き方も。

 

片山さんは生活の原点をガンジーに教えられたそう。
子どもを育てたり、ごはんを作ったり、
そういうことが大切だと。

 

 

 

参加者の方からの質問から、親子について

子どもに口で言うことは伝わらない。
親がどういう生き方をするかが大切。

親から子にしてあげられることは、
子どもと友達になること
手放してあげること
失敗させてあげること
失敗を祝福してあげること

 

どう日々を生きるか。

競争に参加できない人を排除していくのが今の世界。

そうではなくて、ガンジーのように、「みんなが家族」という思いが少しずつでも広がればいいですよね。

 

この日のカフェごはんは、菜の花の炒め物とかぼちゃの煮物とパン。美味しくいただき、参加者のかたからも好評でした!

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